future未来への取組み

カーボンニュートラルへの取り組み

 

施工部門におけるCO2排出量の削減

施工部門におけるCO2排出量の削減目標を掲げ、その実現に向けて行動を展開するとともに、関連業界との連携、発注者側への積極的な働きかけを行っています。 電力節減については 「こまめな消灯」 「高効率仮設電気器具の使用促進」「実質再生可能エネルギー由来の電力の導入」、軽油節減については 「省燃費運転の指導」 「アイドリングストップ実施」 「簡易梱包材の指導」「搬送距離の計画」「重機車両の適正整備」「省エネ重機の使用」、灯油削減では「適正暖房の推進」 「工事用ヒ-タ-等の適正使用」に重点を置き、各作業所にてCO2排出量の削減に取り組んでいます。

ZEB・ZEH-Mの推進

当社は2020年12月にZEBプランナー、2021年10月にZEHデベロッパーに登録し、積極的にZEB、ZEH-Mの推進を行っています。 実績も順調に積み上げており、2022年度は全店で設計施工物件の75%で提案を行い、50%の採用を実現しています。 2022年度では、デベロッパー物件においてZEH-M Oriented取得が条件の設計施工物件も受注し、加速して推進をしています。

大規模木造技術の推進
当社が社寺建築で培ってきた木造技術に新技術を融合させ、一層の発展を目指すと ともに、木造の優れた炭素貯蔵性能を生かして脱炭素に向かって取り組んでいます。  木造の中でもCLTに着目し、木造のみならずRC、鉄骨造とのハイブリッド構造の中 で有効に活用できる技術を目指して取り組んでまいります。  また、耐火木造技術として㈱シェルターとOEM供給の契約を結び、木質耐火部材 「キグラシウッド®」の使用許諾を取得しました。大規模木造の推進に着実に前進して まいります。
 

サステナビリティへの取組み

技術の継承と新たな技術開発による品質の向上

創業から培われてきた経験と技術を生かし、社会に貢献しつづける企業を 指しています。当社の建設技術は、公共施設、福祉施設、集合住宅、事務所ビルや社寺など幅広い分野に及んでおり、お客様に安全と安心を提供しています。

キャプテンパイル工法

キャプテンパイル工法は、当社を含めた10社共同開発の杭頭半固定工法です。杭頭にかかる力を低減できるため、杭や基礎梁の断面を小さくすることができます。この工法は、コンクリート量や鉄筋量の削減が可能で、経済性や施工性に優れています。

伝統木造建物の柱脚部制振補強方法

固定されていない伝統木造建物の柱脚部に制振装置を取り付けることにより、建物の耐震性能を向上させるものです。本工法の特徴としては、人 に触れない床下部で補強ができること、耐力壁を増設する必要がないこと、メンテナンスが不要で大地震後も交換が不要なこと等があげられます。

デザインUフレーム工法

デザインUフレーム工法は、既存の鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造架構の外側に、鉄筋コンクリート造の補強フレームを接合する耐震補強工法です。窓に斜め材がなく、窓からの採光及び外観デザインを大切にする建物に最適です。当社は、デザインフィット工法協会に所属し、本工法を推進しています。

DXへの取り組み

建設ICTへの対応

専門部署である「ICT推進室」が中心となり、ICT技術の積極的な活用を推進しております。スマートデバイスやアプリケーションによる現場管理のデジタル化やICT施工への取り組みを通して、生産性の向上と労働環境の改善を図ります。
中でもBIMの活用を促進しております。可視性の高い3次元モデルを用いることによって、顧客満足度の向上や問題解決のスピードアップを可能とします。当社では作業所実務レベルでの展開に重点を置いており、決してオペレーター任せにせず、現場技術者自ら操作することで初めてBIM活用のメリットが享受できると考えております。そのためにも、中期経営計画における経営戦略のもとICT推進ロードマップを策定し、次世代のBIM技術者の育成にも注力しております。長年培ってきた施工技術にICT技術を融合させることで、より一層の業務効率化につなげてまいります。 DXへの取り組みの一環として、建設ICTによるさらなる業務革新を推進してまいります。



 
  • TOP
  • 未来への取組み